目次
自己概念
自己概念
「自分は何者であるか」「どういう存在であるか」
「自分をどのように見るか」「どうありたいか」「他人は自分をどうみているか」
自己概念(self-concept)と自己認知(self-percept)
自己が知覚したもの、観察したもの、印象付けられたものの映像を自己認知といい、この知覚に基づいて統合され、組織化されたものが自己概念である。
自己概念の形成
STEP
第一の過程(分化)
自己を独立した存在として理解していく
STEP
第二の過程(同一視)
分化した対象との同一化
STEP
第三の過程
具体的な職業名を持った同一化
職業的自己概念
職業を選ぶということは、自己概念の実現の手段を選ぶということである。自分がどのような人間になりたいか、職業的言葉に置き換えて表現するということである。
個人が仕事から得る満足度は、その人が自己概念をどれほど実現できたか(自己実現)の程度に比例する。
肯定的自己概念と否定的自己概念
否定的自己概念は、自己に対する自信を失わせる。消極的、意欲の低下
肯定的自己概念は、行動の促進につながる。
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