来談者中心療法

来談者中心療法を提唱したロジャースのカウンセリン技法について学ぶ。
それまでは、どちらかといえば、指示的・権威的アプローチが主流であった流れを変えるものとなった。

目次

カウンセラーの3条件

  • 受容…C Lに対し、無条件の肯定的関心を持っている
  • 共感…CLの内的世界の共感的理解、その理解を相手に伝える
  • 一致…CLとの関係において、自身が精神的に安定しており、ありのままの自分を受け入れることができている

内的準拠枠・内的照合枠(内的思思考の枠組み)

自身が、物事を認識・理解するにあたって基準とする自分自身の価値観や主観的な考え方
C LとCCは、それぞれ違う枠組みを持っており、同じ言葉や同じできごとに対して、同じ感情や捉え方をするとは限らない。

カウンセリングにおいて、CCはCLが「何と言ったか」でなく、「何を言おうとしているか」を理解しなければいけない。

ロジャーズの人間観

人はより健康的に自律的に発達し、自己実現しうる存在であり(自己実現傾向)、自身で課題を解決し、成長する力を持つとした。
そのため、それまで、CoはCLに対して指示的に接する対象であったカウンセリングの現場において、非指示的アプローチを打ち出した。Coが、指示や浄化をせず、聞き役となることで、CLの気づきと成長を促すアプローチとなる。

CLが変化するための必要かつ十分な条件

  • 2人の人間(CoとCL)が心理的接触を持っている。
  • CLは、不一致の状態、傷つきやすい、不安定な状態である。
  • Coは、一致している状態、統合された状態である。
  • CoはCLに対し、無条件の肯定的配慮を経験している。
  • Coは、CLの内的照合枠に共感的理解をしており、その理解をCLに伝えようとしている。
  • Coの無条件の肯定的配慮と共感的理解が、最低限CLに伝わっている。

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