レビンソン

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レビンソンの提唱した人生の発達期と過渡期

年齢による過渡期について提唱。
人生を四季に見立て、4つの過渡期があるとした。それぞれの発達段階で25年ほどの時間がかかり、その間に5年ほどの過渡期が存在するというサイクルで人生をとらえた。

生活の基盤となる生活構造を築く安定期とその安定が揺らいだり、疑問を持ったりして再度修正する過渡期(トランジション)の繰り返しである。

各時期の課題

成人への過渡期成人への過渡期の状況

  • 児童期・青年期の時代から大人社会への円滑な移行
    (親・保護者に守られている立場から、自分で人生を切り開くという自覚が芽生える)
  • 大人社会の一員としてのアイデンティティの確立(未成年時代に形成したものの変化)
  • 課題として、アパシー

*アパシー…無力感・無関心・無価値を感じること

キャリアコンサルティングの関わり

  • キャリアの揺らぎの克服(リアリティ・ショックや職場での通過儀礼)
  • フリーター、無職者、未就職者のキャリア開発

30歳の過渡期の課題

  • 生活構造の変化と(成人前期に一度築いたものの修正を迫られる、社会的制約を感じたり、人生の選択と向き合う、家庭内での役割が大きくなる)方向性の確定化
  • 焦燥感・さまよい・無力感(可能性の限界)

キャリアコンサルティングの関わり

  • 自己の価値観や能力が固まって来る時期で、キャリアアンカーやキャリア目標を明確化
  • リーダーとしての立場となり、意思決定に関わることが多くなる。

人生半ばの過渡期の課題

  • 自分らしさの模索・葛藤を通じて、真の自分として生きることを選択していく。
  • これまで築いてきたものが崩壊する無意識の恐怖感がある。
  • これまでの自分を脱却し、新しい局面に向かうことを選択することもある。

中年の危機 この時期に、対立する感情4つが統合されることが必要だとされる。

若さと老い…体力の衰え、精神的な成熟、新しい挑戦
破壊と創造…過去の過ちや喪失、新たな価値
男性性と女性性…異性的な側面
愛着と分離…愛着は社会との関わり、分離は自己と向き合う価値観

キャリアコンサルティングとの関わり

  • キャリアプラトー現象への対応
  • 時代の変化についていける技術・能力が必要

50歳の過渡期

人生半ばの過渡期の課題に対応してきたかどうかが大事である。

人生半ばの過渡期の課題に対応してきた…40代半ばで築いた生活を修正できる
対応してこなかった…現時点での生活満足度が低く、50歳の過渡期で危機を迎える

キャリアコンサルティングとの関わり

  • 内的キャリアと外的キャリアの理解
  • 組織内での立ち位置や役割
  • 職業キャリアにおいての自分なりの意味づけ
  • セカンドキャリアへの準備

老年への過渡期

老年期への土台を築き、迎え入れるための準備期間である。

キャリアコンサルティングとの関わり

  • 権力、責任、中心性から徐々に離れていく
  • 仕事以外の世界を見つける
  • アイデンティティと自尊意識の保持
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