「発達課題」:1930年代に、アメリカの児童心理学者や教育者が定義。
ハヴィガーストの発達課題の考え方
1940年代に、発達段階を規定し、各段階で達成すべき課題を設定した。
人生を6つの発達段階に分け、各段階で発達しておくべき課題がある。
その段階で発達しておくと、その後の発達も順調だが、達成できなかった場合、その後の発達に支障をきたす。
各発達段階と発達課題
中でも特に、青年期の課題は、一人の人間として幸せな生活を送るための課題であり、社会に承認される形での達成が必要とされています。
| 乳幼児期 (0〜6歳) | 歩行・食事・排泄習慣の学習 性の相違・性の慎みについての学習 社会や物事についての単純な概念の形成 両親・兄妹・他人と自己との人間関係の学習 正・不正の区別の学習と良心の発達 |
| 児童期 (6〜12歳) | 遊びに必要な身体的技能の学習 成長する生活体としての事故に対する健全な態度の養成 同年齢の友達と仲良くすることの学習 男子(女子)としての正しい役割の学習 読み、書き、計算の基礎的技能の発達 良心、道徳性、価値の尺度の発達 自立的な人間形成 社会的集団に対する態度の発達 |
| 青年期 | 同年齢の仲間との洗練された新しい関係の発達 自己の身体構造理解、自身の性の役割の理解 両親や他の大人からの情緒的独立 経済的独立に関する自信を持つ 職業選択と準備 結婚生活への準備 公的資質に必要な知的技能と観念の発達 社会的責任のある行動 |
| 壮年初期 | 配偶者の選択や結婚相手との生活の学習 子どもを持ち、家庭生活の経験と管理 仕事に就く 市民的責任の負担 適切な社会集団の発見・認識 |
| 中年期 | 大人として市民的社会的責任の達成 一定の経済的生活水準の確立と維持 |
| 老年期 | 肉体の変化や健康の衰退への適応 引退し、減少した収入への適応 配偶者の死への適応 同年代の老人との明るく親密な関係 |
指標はあくまで仮説であり、絶対的なものではない。
必ずしも全ての人に当てはまらない。

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